AUGARTEN 【アウガルテン工房】

 1718年、ウィーン宮廷のデュ・パキエが開いたのが、ヨーロッパで2番目に古いウィーン窯、のちのアウガルテンです。女帝マリアテレジアにより皇室直属の磁器窯となったことから、この女帝の名のシリーズもございます。すべて職人による手作りで、質も大変高いです。
 ウィーン少年合唱団があるアウガルテン宮殿に、磁器工房があり、制作過程を見学できます。


■ウィーン/アウガルテン
○アウガルテン工房見学

 ウィーン中心部分から車で10-15分位のところに、アウガルテンの工房があります。ここではガイドとともに、工房内を見学することができます(有料)。手作りでひとつづつ製作している過程を見学すると、さらにアウガルテン磁器への愛情が沸いてきます

型を使って、人形のパーツをひとつづつくります。
写真上の馬に乗った騎士の人形を製作するのに多くのパーツを使います。


← 左の写真は、騎士の部分のパーツです。
最後に小さなパーツを組み合わせ、焼成します。

多くの型があります

念入りに素地の仕上げがされてから、絵付けとなります 

ペインターによって絵付けがされます
 
シシィ博物館

 高級な磁器は、王侯貴族のコレクション、また食器ととして注文されました。アウガルテン工房の前身であるウィーン窯(1718年~1864年)のすばらしい作品を、ウィーンの博物館で見ることができます。

 ウィーンのホーフブルク王宮は600年以上ハプスブルグ家の冬の居城となっており、1918年の王朝崩壊まで続いたいました。非常に大きい城の一角に、オーストリア、エリーザベト皇后(愛称シシィ)に関するものが展示されたシシィ博物館がございます。ここでは銀の食器、燭台、磁器、センターピースなどの道具や衣装など豪華な生活品のコレクションが公開されております

バラプレート/ウィーン窯 1832年

すみれプレート/ウィーン窯 1827年
 
りんどうプレート/ウィーン窯 1829年      ヒヤシンスプレート/ウィーン窯 1829年
現在のアウガルテン、アルペンフラワーのシリーズを思わせる絵皿です

カップ&ソーサー/ウィーン窯 1820-30年

豪華な金の装飾が施された神話の絵皿等もあります
ウィーン窯 1802年
 
○ウィーンの街
 芸術の都、ウィーン♪

ザッハトルテ  クリームがたっぷりです

シュテファン大聖堂前

セセッション館(ウィーン分離派)
ヨゼフ・マリア・オルブリッヒ設計(1897-1898)
クリムトの作品も!
○アウガルテン イヤーズプレート
 1997年が初年度、モダンな絵柄です。

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年


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日本に入っているお品物はほんの一部です。海外のHPや雑誌で見たものが欲しい!などのご要望にもできる限りお答えしたく思っております。
また、ブランドによっては写真から絵を描いて頂ける窯もございます。事前にお見積りの上、ご希望の場合はご注文を承ります。1点からOK!あなただけの特別なものを手に入れるお手伝いを致します♪
(***日本限定商品など一部手配できないものもございます)

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